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転職をするには介護職の理想と現実をしること

転職をするには介護職の理想と現実をしること

誰でも働く前は理想を持っているものです。
ただ働き始めると、その理想は次第に現実に侵されていきます。
介護の現場は、3Kと呼ばれる過酷なものです。
汚い、キツイ、給料が安い。
介護は汚い仕事もしなくてはいけません。
肉体的にも厳しい仕事です。長年働いた介護士は、高確率で腰を痛めるでしょう。
そしてそんな環境にもかかわらず、給料が安く男性の多くが結婚をするため他の業種に転職していくほどです。
こんな介護の3Kを支えているのが「やりがい」というモチベーションです。
誰かの役に立ちたい。
高齢者の方の力になりたい。
地域に貢献したい。
ただ実際に介護の現場に入ってしまうと、理想だけではかたずけられない問題が多く発生します。

介護の理想。だけど仕事の内容は・・・

千葉の介護ステーションで働く女性(21歳)

今の介護ステーションに就職したきっかけを教えてください

高卒で福祉課を卒業し、国家試験にも合格したのですぐに就職の道を選びました。
希望は、1から職員同士信頼感係を築き上げていきたいと思い、新設の高齢者施設を選びました。
集団面接で、高卒は私ぐらいでしたが、一生懸命自分の思いを伝え、今の介護ステーションに採用してもらうことができました。
今の介護ステーション

採用後はどんな仕事をしていましたか?

採用後は、新設の施設ができるまで、今ある母体の特別養護老人ホームの仕事に配属されました。
先輩方の指導と叱咤のおかげで、少しずつ仕事を覚えていく事ができました。
最初のうちは、シーツ交換や掃除ばかりで、毎日黙々と、仕事をこなすのに精一杯だったのを覚えています。
段々と入居者の方々の名前も覚えたり、覚えてもらったりと、施設にも馴染めるようになり仕事をするのも楽しくなってきたのです。
そのうち、オムツ交換や入浴介助、食事介助など身体介護もさせてもらえるようになりました。
しかし、学校で学んだ「利用者の立場になる」という考えが、この施設では通用しないんだなと、身に染みて感じるようになったのです。

学校で学んだ「利用者の立場になる」という考えが、この施設では通用しないと思ったのは何故ですか?

まるで、機械作業のように時間に追われ、淡々と介助していく毎日になっていったからです。
「仕事が遅い人が悪い」というような職員間の考え。
丁寧に、利用者の方に寄り添って介助していれば時間はかかるにも関わらず、仕事が遅いと嫌味を言われました。
ここは、スピードが命の職場なのだと改めて感じました。
その後、スピードが命の施設で働くうちに、それが当たり前になっている自分がいました。
夜勤をしている時は、特に時間に追われるので、早出の職員が来るまでにはここまで終わらせないといけないと使命感のようなものがいつの間にか芽生えていたのです。

最初に希望していた新設の施設に移動はなかったのですか?

はい、早く新設の施設に行きたいと、移動を心待ちにしていたにも関わらず、時期が来ても辞令は出ませんでした。
結局、同じ施設内の違う部署への異動を言い渡され、驚きすぎて何も言う事が出来なかったです。

希望の施設に移動は出来ませんでしたが、現在の職場で心掛けている事はありますか?

毎日、淡々と仕事をしていますが、自分を見失わないように入居者の方々とはなるべく楽しくたくさんコミュニケーションを取る努力をしています。
施設というのは、就職して働いてみないと分からない事が沢山あって嫌な事や辛い事、こんなはずじゃなかったって思う事ばかりです。
その中で自分の信念を貫き、自分らしく仕事をしていく事が、自分の成長に繋がり、今後の仕事にも役に立つので、これから介護職に就きたいと思っている人には、どんな場所に就職しても、自分らしく働いて欲しいと思います。
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